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色々とあるサマーギフト。基本となる送る時期をもう一度確認。
夏はギフトの季節。普段お世話になっている人に、お中元、暑中見舞い、残暑見舞い…とギフトを贈る機会がたくさんあります。
これらのサマーギフトの一番の違いは送る時期ですが、それぞれいつ頃送るものかを知っていますか？
一番早く送るのがお中元で、一般的には7月上旬から7月15日までに送るものとなっています。ただし最近はもう少し早く、6月の下旬から送ることも多いようです。
これを過ぎてからギフトを送る場合は、暑中見舞いとなります。暑中見舞いは梅雨明けの頃から立秋の8月7日までに送るのが大体の目安となります。
さらにこれを過ぎてしまった場合は残暑見舞いとして送ります。残暑見舞いはいつまでに送るという決まりはないのですが、夏の見舞い品であることを考えると、8月中には送るのがよいでしょう。
お中元との使い分けはするもの？暑中・残暑見舞いへの皆の意識は？
お中元、暑中見舞い、残暑見舞いは送る時期によってのしを変えるだけで、送る相手や品物の送りわけの習慣は特にありません。
ただし、ギフトを送ったり受けっとったりする側の意識には多少の違いがあるようです。
ギフトを受け取る側は、暑中・残暑見舞いとお中元との違いをあまり意識していない人がほとんどで、強いて言えばややお中元の方が高級な品が多いかなと考えている人が多いようです。
一方でギフトを送る側の人たちは、お中元との違いを意識し、暑中見舞いや残暑見舞いにはややカジュアルなものや季節柄にあったものをセレクトしている人が最近は増えています。
では、実際に暑中見舞いや残暑見舞いを選ぶときにはどんな点を意識したらよいのでしょうか。
ややカジュアルな印象がある暑中・残暑見舞い。妥当な予算は？
お中元はサマーギフトの中でもやや高価なイメージとの声もありましたが、実際にお中元には少し予算をかけている方が多く、親族に送るものでも5000円ほどの物を送るひとが多いようです。
対して暑中・残暑見舞いでは、少し予算を下げて3000円ほどの品が人気になっています。
デパートやショッピングモールの催事場でも、この価格帯の品が中心になって置かれています。
ただし、親族関係でも目下の人に贈る場合は少し奮発して5000円程度の品を選ぶ人も少なくありません。また、反対に目上の親族に送る場合でも、普段からとてもお世話になっている場合にはやはり5000円程度の品を選ぶという人もたくさんいます。
その人との関係や普段からのギフトのやり取りなどを考慮し、3000円から5000円のラインで選ぶのが妥当でしょう。
贈って喜ばれる品もお中元と少し違いが。こんな品を選びたい。
さて、肝心の品物ですがどんなものを選べば喜んでもらえるのでしょうか？
暑中・残暑見舞いはお中元よりも送る時期が遅いため、送るころには暑さの最も厳しい時期になっています。そのため、アイスやゼリーなどの冷たいお菓子はとても喜ばれるようです。
また何かと人が集まることが多い時期でもあるので、クッキーやパウンドケーキなど、保存がきき、大勢で食べられる洋菓子も人気のギフトです。
気をつけたいのがお中元の品との重複。冷蔵庫を圧迫するハム類は、やや注意が必要です。
また、長期保存がきくことで人気がある油や洗剤の類も、お中元とのカブりが生じやすく、注意すべきギフトといえるでしょう。
暑中・残暑見舞い限定の品というのもあるので、カブりをさけるためにはこれらを利用するのも一つの手でしょう。
年代、性別に応じてギフトを送り分ける時の注意点。
せっかくギフトを送るのであれば、相手の好みに合わせて本当に喜ばれる品を送りたいもの。そのためには相手の嗜好を知っておくのが一番ですが、それが難しい場合にはこんな点に注意するとよいでしょう。
世代別で気をつけたいこと
まず、サマーギフトの定番である酒類。30代以上の人には変わらず人気のギフトです。
ただ、最近の若い人は酒離れが進んでいて、嬉しくないという人が増えているようです。
親族の集まりなどで、お酒を好んで飲んでいるかどうか、観察してみるとよいと思います。
また全世代に人気の洋菓子もさすがに60代以上の人には少し難しいようです。この世代の人に送るのであれば、涼しげな水羊羹やフルーツ、ゼリーの方がオススメです。
性別で気を付けたいこと
また、女性はやはり洋菓子やジュースの人気が高いのですが、昨今は健康志向の人も多いため、原料や製法に少しこだわりのある一品をセレクトするとより喜んでもらうことができるでしょう。
また、男性にはアイスコーヒーが喜ばれます。
自宅でアイスコーヒーを楽しむには少し手間がかかるので、ボトルに入ったものや簡単にドリップできるものは重宝されます。
夏真っ盛りの中、思いがけない素敵なギフトが届けば誰もが嬉しいもの。これぞという品で大切な親族の方に、普段からの感謝の気持ちを伝えましょう。
