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そもそもハロウィンってどんな行事?意外と知らないハロウィンの由来
ハロウィンと聞くとカボチャやお化けの仮装をイメージする人が多いと思いますが、そもそもどのような行事かご存知ですか?
今では世界中で祝われているハロウィンは、現在のアイルランドやスコットランドで生活をしていたケルト人から由来しています。
もともとは彼らが秋の収穫を祝って行った秋祭りでした。それと同じ時期に、悪い精霊や魔女が出てくると信じられていたため、その悪霊たちから身を守るために仮面をつけたり、焚火をしたりしたのが始まりです。
現在世界で最も盛大にハロウィンを祝う国のひとつである、アメリカにハロウィンが広まったのは19世紀以降のことで、アイルランドやスコットランドから大量の移民が到着したことが要因でした。
彼らが到着したニューヨークなどの東海岸から徐々に広まり、今では全米各地で祝われています。アメリカの民間行事のイメージが強いハロウィンですが、じつはアイルランドやスコットランドが発祥の地なのです。
「トリック・オア・トリート!」ハロウィンの本場の過ごし方
今では日本でもすっかり定着してきたハロウィンですが、ハロウィン発祥の地であるアイルランドやスコットランド、世界で最も盛大に祝うアメリカではどのようにハロウィンが楽しまれているのでしょうか。
ハロウィンではおなじみの、子どもたちがお化けや魔女に仮装して近所の家を訪ね「トリック・オア・トリート!」(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!)の合言葉を唱えて、お菓子をもらうイベントはアメリカ発祥です。現地の人々は、ハロウィンが近づくと、業務用サイズといったような量が入ったキャンディやチョコレートを買ってきて準備します。
一方のアイルランドでは「バームブラック」というドライフルーツの入ったパン、もしくはケーキを食べるのが一般的です。このバームブラックの中に品物を入れて、出てきたもので向こう一年の運勢を占ったりするのも人気で、指輪が出てくれば結婚できる、硬貨が出てくれば金回りがよくなるなど、様々です。
職場の同僚と盛り上がるならフォーチュンクッキーはいかが?
日本のハロウィンは、主に学生などの若者たちが思い思いに仮装をして街を練り歩くのが好例になりつつあります。
仕事があって仮装ができない、仮装まではしないけれどハロウィンを楽しみたい人は、職場で同僚と「フォーチュンクッキー」を食べながら楽しむのはいかがでしょうか?
中華料理店で食後に提供されるイメージをもつ人も多い、フォーチュンクッキーは、「おみくじクッキー」と呼ばれたりもする日本生まれのお菓子です。中が空洞になっているクッキーにメッセージが書かれた紙が入れてあり、それをおみくじのように楽しみます。
フォーチュンクッキーは一人でも楽しめますが、複数の人たちとお互いのメッセージを比べる方が、より楽しい時間を過ごせます。インターネットで簡単に手に入る商品でもあるので、忙しい人にも手が届きやすいお菓子です。
アイルランドのバームブラックのように、ハロウィンの文化も含めて楽しめるのもポイントです。
食べるだけでなく、その前後も楽しめるものを選ぶのがポイント
フォーチュンクッキーのように、食べておいしいだけでなく、その後も楽しめる仕掛けがある商品は、職場で楽しむのに向いているでしょう。
ただ差し入れして終わるわけではなく、そのあとに中に入ったメッセージを比べあって共有することで、相手との距離も近づきます。
もし部下を持つ立場の人ならば、こうしたお菓子をみんなで共有することで、自然と会話が起こったりなど、組織の活性化に一役買うアイテムにもなります。
ハロウィンの時期になると、キャンディやチョコレートなどが、ハロウィン限定のパッケージや味になって店頭に並びます。フォーチュンクッキーを手に入れるのが難しい場合は、そこから選んでみてください。
みんなで楽しくハロウィンを過ごして、職場の雰囲気づくりに役立ててくださいね。